【見えない形だけどスピードこそ最大のサービスである】
仕事、折衝において私達は相手が何を求めているか感じる力に加えて、
スピード感をもって対応していますよね。
そこに正確さもついてくると鬼に金棒です(^^)/
そんなスピードに関して、
一代で1兆円企業に育て上げた大和ハウス工業創業者、石橋信夫氏はこう語っています。
大和ハウス工業の創業は1955年
1959年の暮れ、新三菱重工業の広島・三原製作所所長から石橋氏に電話がかかってきました。
「3/10の竣工予定を1/24の完成に早めてくれないだろうか」
という申し入れでした。
「100日を50日でやれ?冗談じゃない」と思いましたが、所長の必死の様子を感じ
こう答えたそうです。
「やりましょう。そかわり、列車も特急券は普通の2倍ですから、費用も2倍頂きます」
そして3倍賃金の募集広告で職人を集め、600坪の倉庫を一気に完成させたのです。
三菱の所長に感謝されるのは言うまでもなく、その後社員さん達にこう語るのが常となりました。
「誰でも、形のない”スピード”というものに、価値を見出すものや。スピードこそ最大のサービス。
我社でも工期の短縮を無限に追求していかなきゃあかんで」
次回、石橋氏の「先を読み、カンを理論で練り上げよ」をご紹介したいと思います(^^)/
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