私の尊敬する料亭久里川の森さんは、ご自身の過去のブログを
Facebookで紹介してくれます。
本日のFacebookに投稿されたものですが、私が介護団体や経済団体で
役員を仰せつかり、会の活性化・運営に携わるにあたりなんというか
気持ちを代弁して頂いたような気がして・・・
本日はその記事を最後に掲載しますのでご覧いただければと思います。
当社のヘルスケア事業は、
ノロ、インフルエンザ等の感染症から食中毒対策や、
各種消耗品を福祉介護業界へ卸させて頂いております。
実にお得意先シェアの9割を締めています。
そのせいか、介護や障がい等の勉強会や会合でお会いする方から、
たまに「どういう目的で来ているのやら」と皮肉を?言われることも。
そういった事は気ならないし、そういう方はあまり相手にはしません。
まずもって、会合や勉強会は私達の勉強の為でもあり、
横のつながりの強化(保育園、幼稚園、高齢者さんデイ、放課後等デイ
を運営ししているので)、人財育成、業界がもっとかっこいいと思われたい。
また、そこで得た生きた良い情報をお得意様に届け、お役に立つ。
こんな想いで関わっております。
もちろん、そこで本業とリンクすれば良いに越したことはありません。
本日もお得様から頂いた嬉しいお声。
「小田さんや、小田さん達の商品やサービスは必要とされているから
自然に広まるんよー」
いつまで、そしてもっとそう仰っていただけるよう日々、
邁進するのみです!
さて、私の能書きはこれくらいにして、
下記、森さんがFacebookに投稿されました記事です。
福祉と企業の関係 2007-10-12
私の本業は料理店である。
ここ最近、障害者関係の施設から結構、大口の弁当や、
宴会のご注文をいただいている。
この注文はとてもありがたく、嬉しい。
この嬉しさには二つの理由がある。
ひとつは当然だが「会社の利益」になること。
もうひとつは「福祉が続けられること」である。
基本的に私は、「仕事」と「福祉」とは線引きし、
福祉関係での営業はほとんどしない。
私にとって、
仕事の営業のために福祉をしていると思われることが一番辛い。
以前もブログに書いたが、大企業ならばともかく、
我々のような中小企業では社会貢献という言葉は、ほとんど無縁である。
私がのめりこみすぎていることもあるが、
障害者福祉は仕事とは直接関係ないこともあり、
会社からは「遊んでいる」と思われている。
私自身、福祉は自分の趣味だと認識しているので、
まったく気にならないのだが、やはり、
会社としては利益にならないことは仕事としては認めてもらえない。
たとえ小さな注文であっても、
会社に福祉が利益につながることが理解されれば、
私も福祉を続けることが出来る。
企業(特に中小企業)は、福祉をしたくないわけではなく、
やり方がわからないだけだと思う。
福祉施設も社会の一員としての自覚をもち、企業からお世話になれば、
その企業の製品をなるべく買ってあげたり、
利用してあげるべきではないか。
目先のことだけにあせり、そのことが、今後の、
企業との連携に大きく関わってくることに気づいていない。
企業同士はこの考えで成り立っているのだが、
当事者の企業がそれを口に出すことは出来ない。
福祉施設がその思いを汲み取るしかない。
それが、いつも言っている「おたがいさま」ではないだろうか。
以上です。
いかがでしたでしょうか。
私にはすっと胸に落ちました。
料亭 久里川
〒730-0052 広島市中区千田町3丁目2-3
TEL:082-245-2854 FAX:082-241-9318
営業時間:AM9:00~PM9:00 定休日:不定休
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