鹿島アントラーズのスタジアムもLED化

2015.03.23

鹿島アントラーズ LED化

 

鹿島アントラーズのスタジアムもLED化

照度アップで国際大会の条件満たす

http://www.kankyo-business.jp/news/010093.php?cat=led

 

三菱化工機(神奈川県川崎市)のLED投光器
「ライティアメガシリーズML5000」が、鹿島アントラーズのホームスタジアム
「茨城県立カシマサッカースタジアム」のナイター照明に採用された。

これにより総消費電力を約7%削減したうえで、
ピッチ内照度をJリーグ開催基準の1500ルクス以上から
日本代表戦などの国際大会開催に必要とされる2000ルクス以上
(30%以上の照度アップ)を実現した。照度2000ルクスは、
FIFAワールドカップの競技施設の主要条件にも定められている。

また、日本プロサッカーリーグJ1のサッカー専用ホームスタジアムが
LED化されたのは日本初。

2月25日に行われたAFCチャンピオンズリーグ初戦の
ナイトゲームから運用が開始された。

LED投光器ライティア メガシリーズ ML5000

今回採用された「ライティアML5000」は、
出力103,300ルーメン(高演色型Ra80、4/5:5000K、1/5:3000Kの場合)
でカシマサッカースタジアム用に設計したモデル。

ピッチやユニフォームの色味を検討し高効率の白色(5000ケルビン)
LEDに一部暖色(3000ケルビン)LEDを混ぜて設置し、
自然な色合いを実現した。

また、テレビ中継に対応するため演色評価数Ra80のLEDを採用し、
クリアなプレーシーンの配信が可能。

既設メタルハライドランプは劣化により照度が低下していたため、
LED照明と既設メタルハライドランプの照射角度をすべて再調整し、
ピッチ内の照度均斉度を向上させると同時に、まぶしさも抑制させている。

同スタジアムのグランド照明には、1993年の竣工以来、
照明設備にメタルハライドランプ(水銀灯の一種)と
高圧ナトリウムランプの2種類合計388台が使用されてきた。

今回、老朽化した照明設備のリニューアルに伴い、
消費電力の少ないLED照明の採用による環境負荷低減を目的に、
全ランプ台数の約40%にあたる164台が「ライティアML5000」に更新された。

 

http://www.kakoki.co.jp/news/pdf/p150318.pdf

 


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