表題の、重要な意思決定の基準を決めておく。ですが、
とある経営者さんが店舗閉鎖を見誤って倒産させてしまいました。
物事には、原因と背景がありますがどうやら今回のケースは、
経営者さんが店長に対して店舗撤退の意思を告げると
反対に泣きつかれ、事業を存続してしまったらしいのです。
結果は累積赤字が膨れ上がり、倒産。
全くもって、経営者さんの怠慢、エゴとしかいいようがありません。
厳しいですが、それが現実です。
私達経営者は何を目的に経営をしているのか。
会社は社員さんの物、心両面の幸せを最大限得るための経済活動、
働きやすい環境づくりを追求しなけらばなりません。
倒産をしてしまえば、関係する方々に迷惑をかけてしまう。
いえ、迷惑だけではすみません。
人生までも狂わせてしまいます。
ですから、まだ企業にそのような事態を招かない為のルール制定が
なされていなければすぐにでも取り掛かるべきです。
ピンチに陥り冷静な判断が出来なくなってからでは遅すぎます。
今、やるのです。
これは、事業展開をする時にも言える事で一定の明確な基準を設け
ガイドラインに沿った決定をするべきです。
昨今私の周りには感情に流される人事、経営をしている方が目立ちますが、
社内の一方には利益があり、一方には不利益が発生しています。
もし、そうせざるを得ないのであれば、一方の救済措置まで考えて決定すべきです。
身近で起こっていることで、私に相談がよく来るためつい、ここに書いてしまいましたが
自戒を込めて日々研鑽を積んでまいります。
感情を常にコントロールできる経営者などいません。
人間は感情的になるという事を前提として、経営者自身が憲法という
ルールを定めておく必要があります。
× close