なんだか梅雨らしくないお天気が続いていますが・・・
中国地方の梅雨入りは速報値で6月3日頃と、
平年より4日早く、昨年より1日遅い日でした。
さて、そんな梅雨時期に多いのが細菌性の食中毒。
ではなぜ梅雨時期には食中毒が多いのでしょうか。
それは、食中毒の原因菌となる細菌類の大きな栄養分の一つ「湿気」。
湿度や温度が高くなる梅雨は、
細菌の繁殖に適した条件が揃いやすくなる時期なのです。
そんな食中毒とは一体どんなもので、どのようにして発生するのでしょうか?
細菌性食中毒、ウイルス性食中毒
食中毒とは、食中毒の原因となる細菌、
または食中毒の原因となる細菌から出される毒素に汚染された
食品を口にする事で引き起こされる中毒症状の事。
食中毒を引き起こす主な原因は「細菌」と「ウイルス」です。
代表的なウイルスによる食中毒ノロウイルスは、冬に多く発生しますが、
この梅雨の時期に気を付けたいのは細菌による食中毒。
肉眼で見ることが出来ない細菌は、
食品の中で秘かに発生し増殖していきます。
細菌の多くは平均的な室温ほどで増殖し、
人間の体温ほどに達すると増殖を活性化させます。
また、細菌の多くは湿気も必要とします。
つまりこの「温度」や「湿度」など、
細菌の繁殖に最も適した条件が揃いやすいのが梅雨の時期なのです。
食中毒に感染してしまうと、
腹痛、吐き気、嘔吐、下痢、発熱
などの症状が見られるなど直接私たちの健康に様々な弊害を与え、
最悪の場合は死に至る場合も。
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家庭に目を向けると、食中毒の発生率の全体約3割はキッチンで
発生すると言われています。
中でも特に細菌が発生している事が多いとされる場所は、
ふきん、シンク、まな板、そして・・・
台所スポンジ、です。
水洗いや通常の洗剤では、
ふきんやスポンジは細菌、雑菌が増殖し続けるんです。
そこで大切なのが、
食中毒予防の3原則。
つけない、増やさない、やっつける。
やっつける点では、
熱湯をかけたり、煮沸したり、正しい消毒が必要なのです。
また、下記にも転載しますが、ノロウイルスによる食中毒が増加傾向にあります。
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最後の3つ目の記事は、芽胞のウエルシュですが、
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仙台市は3日、宮城野区内の地域行事で流しそうめんを食べた男女45人が
ノロウイルスが原因の食中毒を発症したと発表した。既に全員回復している。
関係者によると、同区の幼稚園で6月20日昼、
幼児から高齢者までの100人が流しそうめんを食べた。
市は3日、行事を主催した幼稚園に文書で厳重注意した。
http://www.news24.jp/nnn/news8886063.html
食中毒の患者が今年急増している。
患者は6月までに去年1年間の数を上回っていて県が夏に向け
注意を促している。
県によると、ことし1月から3日までに県内の医療機関から報告があった
食中毒患者は183人で、去年1年間の141人をすでに超えている。
1月、2月に多発したノロウイルスによる集団感染が全体の数字を
押し上げた格好だが、
ウイルス性の胃腸炎はその後も断続的に流行が続いている。
梅雨時から夏場は細菌に起因する食中毒も増えるため、
県や医療機関が警戒を強めている。
また、県は夏場の観光シーズンを前に宿泊施設など
食品を扱う業者に講習会を開いて、予防の徹底を呼び掛ける考え。
毎日新聞 2015年07月04日 地方版
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20150704ddlk22040292000c.html
県中部保健所は、6月29日に牧之原市坂部の特別養護老人ホームで
提供された給食を食べた利用者ら計29人(25〜101歳)が、
下痢や腹痛等の症状を訴えたと発表。
3日、フードサービス会社「ウエルビーフードシステム」(静岡市清水区)が
運営する施設内の給食施設「ウエルビーグレイス」に対し営業禁止を命令した。
県によると、患者の便からは下痢などを引き起こす
「ウエルシュ菌」が検出された。
症状が出た患者は全員快方に向かっているという。
原因を調べている。【早川夏穂】
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