食中毒に要注意!手洗いが不十分な手料理には100万個の雑菌が

2014.07.04

飲食店 食中毒対策広島

 

食中毒に要注意!手洗いが不十分な手料理には100万個の雑菌が

料理の前に石けんで手を洗う、小学校の家庭科で先生に習ったと思います。
梅雨の季節は高温多湿で細菌が繁殖しやすいため、
食中毒の予防のためにしっかりと手洗いを行いたいところです。

では、みなさんご自身の手洗いの方法に自信は持てますか?
正しい手洗いを行っていなければ、細菌を繁殖させてしまうことになるかもしれないのです!

そこで今回は、ご家庭で料理をするときの手洗いの重要性と手洗いのコツについて
『【ミューズ】手洗い実験~おにぎり編』の動画をもとにお伝えします。

■洗い方が不十分な手で作ったおにぎりは、3時間後に雑菌が100万個になる

薬用せっけん『ミューズ』を販売するレキットベンキーザー・ジャパン株式会社が行った
アンケート調査によると、3割の主婦が料理の前に、
石けんを使わず手を洗っていることがわかりました。
また、1回の手洗いを10秒以内に済ませてしまっている人は
全体の8割にのぼるとの結果が出ています。

同社が衛生微生物研究センターと2014年5月に共同で行った、
素手によるおにぎり作り実験によると、ハンドソープで30秒しっかりと洗った手で作るおにぎりは、
水のみでささっと洗った手で作るおにぎりと比べて、3時間後に付着している雑菌の数が
611倍の110万個になるとの結果が出ました。

厚生労働省によると、細菌性食中毒の年間患者数は、
6月から9月の暑い時期に集中しているといいます。
普段から殺菌成分のある石けんで料理の前に手を洗う習慣のない人は、
特にこれからの時期、注意しておきたいところです。

 

手洗い 注意ポイント 感染症対策 食中毒対策 広島

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■手洗いの際に気をつけたい5つのポイント 

では、料理前の手洗いは、どのようにすればいいのでしょうか?
衛生指導に詳しい料理研究家の若宮寿子先生によると、ポイントは5つだといいます。

(1)調理中にも小まめに手を洗う

(2)殺菌力のあるハンドソープを使う

(3)1回で30秒以上洗う

(4)手のひらのしわ、甲、指先、指の間、親指周り、手首なども意識的に洗う

(5)蛇口、共用の手拭きタオル、ハンドソープのポンプなどをできるだけ触らない

思った以上に念入りな手洗いが必要なようです。みなさん、きちんと手洗いできていますか?

また、汚れた場所を調理中に触らない心掛けも重要です。
『ミューズ』のノータッチ泡ハンドソープキッチンのように、
手で触れないでも泡が出るような商品を使えば、
ハンドソープのポンプ付着している雑菌を手に付けずに済みそうです。

食中毒のリスクを避けるには、細かなところまで気配りが必要なのです。

以上、料理前の不十分な手洗いに潜むリスクをまとめましたが、いかがでしたか?
特に抵抗力の弱いお子さんが居る場合は、しっかり注意しましょう。

上記のポイント以外にも、手ぬぐいを常に清潔に保つことも大切です。
特に暑くなる7月から8月は食中毒が起こりやすい季節です。しっかりと対策を行ってくださいね。

【参考】

※ 【ミューズ】手洗い実験 ~おにぎり編 – 薬用せっけんミューズ公式チャンネル

 

 

 

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