広島市土砂災害支援ボランティアについて

2014.08.24

 

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下記、本日フェイスブックにUPした内容です。

 

乱文長文ですが、お時間許す限り読んで欲しいです。

 

広島市土砂災害支援ボランティア
~出来る時に、出来る事を、出来る人が~

本日、広島市社会福祉協議会(安佐北区)様公式のボランティアへ参加しました。

担当したチームのメイン活動は、可部東の孤立した4世帯の通路の確保、土砂の運搬等。
泥水、ヘドロで足元を取られる厳しい環境の中での作業となりました。
隣の現場では中小企業家同友会の先輩方も活躍しておりました。

限られた時間でしたが、チームのみなさんの協力のおかげで途中までですが、
通路確保はできました。
遂行できず、民生委員の香川さん、4世帯の皆様申し訳ありません。

浜田の河上さん、福山の小林さん、フジイさん、ミカミさん、センダさん、ヤマネさん、
はじめチームのみなさん本当にありがとうござました。お疲れ様でした。

しかしながら、現場ではまだまだ資材、人手不足といった状況です。
(混乱の恐れがある為、具体的には控えます)

なお、本日は雨の為、活動は午前まででした。
午後からは社内で事務仕事でした。
ここでは身内が助けて下さいました。
ありがとうございました。

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善意ある行為が一部の方に無駄に取られないように、
以下、本日までの広島市土砂災害支援ボランティアに関して、
個人的に思った事を書きたいと思います。

 

被災された方、支援される方それぞれを取り巻く、色んな環境があると思います。

その中で、私達ができる支援は何だろう?
必要性の高い物資の提供。現地で行政他公的のボランティア活動。
直接現地に伺うボランティア活動。募金、寄付など。

ここでは、現地ボランティア活動について・・・
残念に思う事は、現地に入る事が「偉い」といった雰囲気や、
それに対し批判をする人がいるということです。

また、色んな理由で行けない人、行かない人もいます。
具体的には、
・両親の介護がある。
・子供がまだ小さい。預け先の確保等。
・休みがない。
・二次災害やプロの邪魔になる。

ですから、現地に直接行ける方も、行けない方、行かない方もいます。

補足ですが、
現地に行かれる方は、
可能なら公的ボランティアセンターに登録し(本日なら安佐北区社協様)
ある程度の安全が担保された箇所での活動に当たる事をお勧めします。

なぜなら有事の対応(保険)がある点、その際の責任や、
情報の正確性(依頼ニーズと支援マッチ)といった点からです。

もちろん、友人、身内に直接駆けつける事。
友人の呼びかけに賛同し直接駆けつける事。
それらも大変素晴らしいと思います。
一点気を付けなければいけなのは、有事、つまり万が一があるという事を頭にいれ、
応援を募り、それに参加するという事です。
危険区域や予断を許さない状況が続いております。

繰り返しますが、被災地は全く人がたりていません。
特に重機がは入れない所。
そういった所は、人の手で土砂の運搬、浸水した世帯では畳等の搬出など
人の手が必要です。

同じチームの人がこう言ってました。
「こりゃぁ有給とっていかにゃいけんのぉ」
賛否両論あろうかと思いますが胸が熱くなりました。

私はできません。

最後に。
支援活動は長期化します。
ボランティアニーズは場所、時間とともに変化します。
現地に入る。物資を提供する。
募金、寄付をする。祈る。
いろんな形の支援ボランティアがあります。
私達は、「出来る時に、出来る事を、出来る人が」
これでいいんだと思います。

 

筆末ではございますが、
この度の土砂災害でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

また、私が支援出来るように社協さんまでの送迎、
家で子供達を見ていてくれた嫁に心から感謝です。
週に一回の休日をありがとう。

 

 


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