広島県竹原市の安田病院さんで93人がインフルエンザ院内感染、 肺炎で1人死亡とのニュースが・・・

2015.01.10

安田病院さん

広島の病院(安田病院さん)で93人がインフルエンザ院内感染、
肺炎で1人死亡とのニュースが・・・

 

まず、お亡くなりになられた方にお悔やみ申し上げます。

 

県への報告に関して安田病院さんを批判する意見が出ておりますが・・・
どんなに対策をしていても出入りが多い病院様や入所系施設様は
感染症と隣あわせなのです。

 

だからといって感染症を起こしてもいいと言っている訳でもなく、
養護する気もありません。
それくらい、インフルエンザやノロウイルスといった感染症が
起こりやすい場所だという事を現場や一般の方にもよりご理解頂き
予防してもらいたいのです。

 

感染症は、たった一人の方の(職員さんか、ご家族か、または私達業者なのか)
ミス、気のゆるみで発生します。
しかも、感染者にもかかわらず症状が出ない場合は対応が難しいのです。

 

ですから、常日頃からご家庭、特にプロ現場では徹底した感染症対策が必要なのです。

 

標準予防策(スタンダードプリコーションorプレコーション)を理解し、
忠実に実践するのみです。

 

標準予防策とは

標準予防策とは、すべての人は伝播する病原体を保有していると考え、患者および周囲の環境に接触する前後には手指衛生を行い、血液・体液・粘膜などに曝露するおそれのあるときは個人防護具を用いることである。

■以下の湿性の生体物資をすべて感染性があるものとして扱う
血液汗以外の体液(唾液、鼻汁、喀痰、尿、便、腹水、胸水、涙、母乳など)傷のある皮膚粘膜
■感染症の有無にかかわらず、すべての患者に適用される
これらの湿性物質との接触が予想されるときには予防具を用い、処置の前後には手洗い・手指消毒を行うことが、すべての院内感染対策の基本である。

 

手洗い・手指消毒
■個人防護具
湿性物質との接触が予想されるときには予防具を用いる。湿性物質に触るとき→手袋口・鼻の粘膜が汚染されそうなとき→マスク衣服が汚れそうなとき→プラスティックエプロン・ガウン

飛沫が目に入りそうなとき→アイシールド・ゴーグル

顔、目、口、鼻の粘膜が汚染されそうなとき→フェイスシールド

 

当社では標準予防策に加えてプーキープロケア-アプライアンスセットで
対策を提案しております。

 

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93人がインフルエンザ院内感染 肺炎で1人死亡 広島

医療法人社団仁慈会が運営する広島県竹原市の「安田病院」や病院と隣接する介護老人保健施設「まお」で、入院患者と入所者、職員の計93人がA型インフルエンザに感染したことがわかった。広島県が10日、発表した。病院に入院していた女性(81)がインフルエンザによる肺炎で死亡したという。

仁慈会と県によると、入院中の男性が先月26日に症状を訴え、今月5日には19人が発症。10日までに患者46人、入所者20人、職員27人の感染が確認された。亡くなった女性は骨折で入院中で、9日夜に死亡した。80代の男性患者も重症化したが、快方に向かっているという。

県はインフルエンザ院内感染と断定し、7日と10日に立ち入り調査。病院側に対して感染拡大防止を指導した。県が10日に開いた記者会見に同席した仁慈会の安田克樹理事長は「対策はとってきたが、感染力が強かった。亡くなった方やご家族におわびしたい」と述べた。安田病院は総合病院で、先月26日時点で入院患者は175人。介護老人保健施設「まお」の入所者数は66人(同日時点)。(根津弥)

 

 

 

インフルエンザ集団感染で2人死亡

1月10日 18時19分
インフルエンザ集団感染で2人死亡

広島県竹原市の病院と群馬県高崎市の障害者施設で、インフルエンザの集団感染が起き、それぞれ患者と入所者1人が死亡しました。

広島県によりますと、広島県竹原市の安田病院では先月26日に男性の入院患者が病院の検査でインフルエンザに感染したことが分かり、その後も入院患者や職員が相次いで高熱などの症状を訴えました。
10日までに入院患者66人と職員27人の合わせて93人がインフルエンザに感染したことが分かり、このうち入院患者の81歳の女性が9日、インフルエンザが原因の肺炎で死亡したということです。
病院によりますと、インフルエンザのピークは過ぎて、10日の時点で入院患者と職員30人に症状が見られますが、いずれも命に別状はないということです。
病院では、先月29日以降入院患者への面会を禁止したり、感染拡大を防ぐため薬の予防投与をしたりしていたということです。
保健所は今月7日に病院に立ち入り調査を行いましたが、死者が出たことを受けて、保健所は10日、改めて調査に入り感染経路の特定などを進めています。
安田病院の杉原基弘病院長は「このようなことは今まで経験がなく、亡くなった患者さんには申し訳なく思っている」と話していました。
一方、群馬県高崎市足門町の障害者支援施設「大地」によりますと、今月3日から10日までの間に、20代から70代までの入所者14人と職員2人の合わせて16人が、発熱やのどの痛みなどを訴え、いずれもインフルエンザと診断されました。
このうち、入所者の65歳の女性については、施設の個室で医師の往診を受けていましたが、9日午後、インフルエンザに伴う肺炎のため心肺停止の状態となり、その後、病院で死亡が確認されたということです。
死亡した女性を除く15人については、重い症状の人はいないということです。
この施設では、去年11月にすべての入所者と職員がインフルエンザの予防接種を受けていたということです。
高崎市保健所は10日、施設の調査に入り、感染の拡大を防止するよう指導するとともに、感染経路の特定を進めています。
この施設の横山俊郎施設長は、「亡くなられた方や、ご家族には大変申し訳なく思う。感染が広がらないよう対策を徹底したい」と話していました。

 


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