指定取り消し 介護事業所

2014.03.22

指定取り消し:管理者常勤せず運営
市が尼崎の介護事業所に /兵庫

 

2014/03/22 土曜日 | 介護ニュース,介護不正・指定取消・指定停止

毎日新聞 2014年03月21日 地方版

介護保険法に定められた管理者が常勤していなかったなどとして、
尼崎市は20日、同市武庫之荘1の介護事業所「ヘルプステーション・スマイル」
の指定を取り消すと発表した。市は2012年4月以降の介護報酬など
約730万円の返還を求める。昨年11月時点で21人いた利用者は、
他の事業所に引き継がれた。

市福祉部によると、スマイルは、訪問介護と介護予防訪問介護サービスを展開。
管理者として届けられていた男性社員(37)が業務時間内に別の事業所で
勤務していたことを確認した。また、訪問介護のサービス実施記録も実態と異なる
実施時間が記載されていた。取り消しは25日付。

市に対し、運営会社は「管理者が介護支援専門員の実務経験を得るため、
一時的に別の事業所で働いていた」と説明しているという。【花牟礼紀仁】

 

 


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