太陽光発電:認定672件取り消し

2014.02.15

悪徳業者、施主では当たり前なFIT制度悪用。

太陽光発電:認定672件取り消し 電力買い取り、

事業未着手−−経産省検討

毎日新聞 2014年02月15日 東京朝刊

 

広島市 T様 京セラ

経済産業省は14日、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)を巡り、制度が始まった2012年度に国から発電計画の認定を受けながら運転開始が確認されていなかった太陽光発電4699件のうち、672件の認定取り消しを検討すると発表した。高い利益を得るため太陽光パネルの値下がりを待ち、当面事業を始めるつもりのない事業者が存在するとみられる。制度には発電開始の期限はないが、3月をめどに個別に事情を聴き、設置場所と設備の手当てがいずれもできていない場合は、認定取り消しに踏み切る。土地や設備を持たなくても計画を認定する制度の不備が露呈した格好だ。

 ◇制度の甘さ露呈

FITは再エネで発電した電気を電力会社に一定価格で買い取ることを義務づけた制度で、12年7月に始まった。経産省は再エネ事業者の参入促進のため、初年度(12年度)は利益を確保しやすい高めの買い取り価格を設定。太陽光の場合、1キロワット時当たり42円で20年間買い取りを続けるという好条件とした。

経産省が昨年始めた実態調査によると、12年度に認定を受けたものの運転が確認されていなかったのは4699件(設備容量400キロワット以上)。このうち調査開始後に運転が確認されたのは全体の22%の1049件(110万キロワット)で、34%の1588件(394万キロワット)は運転開始していないものの既に場所と設備が決まっていた。

一方、全体の12%の571件(288万キロワット)は土地も設備も準備できておらず、2%の101件(15万キロワット)は調査に回答していない。経産省は、これらの業者について3月から聞き取りを始め、太陽光パネルの値下がりを待って不当な利益を得ようとしている場合など悪質と判断すれば、認定を取り消す。また、場所か設備のどちらかしか準備できていない784件(258万キロワット)と電力会社との接続協議などに時間を要する187件(177万キロワット)については、8月末まで待ったうえで聞き取り調査を始め、状況が改善されなければ認定を取り消す。

経産省は事業者に提出させた書類の審査で認定するかを判断。計画書に記載された太陽光パネルの型番が実在するかや、計画地の賃貸契約や登記簿などを確認するが、現地を視察したりはしない。【大久保渉】

 

引用以上

 

三好市 I様

要するに、早期に高い買い取り価格で認定を受け、パネル、施工賃の値下がりを待って、着工と。
償却は早いですもんね。

 

少し考えれば分かる事を最近になって騒いで、やれ有識者での会議を・・・
全くお話になりませんが、故意に悪用している者には厳しく対処、早期に抜本的な見直しをして頂きたいです。
広島にも、土地活用と称して転売業者がさも儲かるような言い回しで「20年間固定価格の買取ビジネス!」
「不労所得で賢くビジネスをしましょう!」
なんて謳い文句で知識のない方を騙していますね。
経産省の判断で取り消しになってしまっては取り返しがつかないので、
今頃になって必死に売り込みをかけています。

 

まぁ上手すぎる話には裏があるってコトです。
太陽光ビジネスは再生可能エネルギーとして大変有意義で当社も施工させて頂いたり
自社物件も学園にあります。

もちろん利益はでます。
「5、6年で償却できます!」
あり得ないです。
諸条件で変わりますが、償却は10~12年を見た方がいいです。

しかしながら、パワコンの保証、パネルの保証が何年なのか。
アフターはどのようにしてくれるのか。
その狭さで、なぜ変換効率の低い粗悪なパネルを載せているのか・・・
制度終了後の対策、活用方法など運営ノウハウを有しているのか。
または説明しているのか。

いい加減な販売業者、施工業者、または代理店が施工業者を泣かせて異常な低価格での施工・・・
売りたいメーカーを、優れたモジュールと評価し施工。
なぜなら、驚愕の大量仕入れでコストを下げているから、選択させずに、無理やり仕入れたパネルを載せる業者。
日照時間、角度などから販売・施工業者だとすぐに矛盾に気づきますが、一般の方には分からないのです。

 

大きなお金が動くので悪徳業者は一時的な儲けを得るためにあの手、この手を使います。
会社が傾いているのに、太陽光で一山当てようと、金融機関に虚偽の申告をし、実刑を受けた人。

 

正しく運用すれば、エネルギー資源に乏しい日本においても、施主様においても利益が出る商材なので
太陽光発電は素晴らしものであります。

 

悪用してしまう人間性もいかがなものかと思いますが。
特に私たちの様に、太陽光事業など創エネ、LED照明や節水・節油の省エネ、ゴミ処理の環境事業も展開し、
保育園、幼稚園、高齢者デイサービス、放課後等デイサービスの運営をはじめとした、
赤ちゃん~高齢者、障がいをもたれた方にサービスを提供する事業を行っている人間とは頭の構造が違うんでしょうね。

 

もちろん、そういった事を差し引いても、
善良な行いをする人間であれば選択しない愚行の数々。

 

残念ながら、私の身近や当社の周りにもたくさんいますし、アドバイスしても聞き入れない方がほとんどです。

 

一体何のために生きているのか本当に不思議に思います。
お金だけが全てなのでしょうか。
綺麗事と思われた方は、今一度宇宙の真理を問うてください。

 

何も宗教的な事を申し上げているのではなく、
「与えたものは必ず自分に返ってくる」
という事です。

 

良い事も悪い事も。

 


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