アプライアンス株式会社では以前から、二酸化塩素系の空間除菌グッズの
人体への有害性や効果があまりない事を訴え続けていました。
(当社の販売する二酸化塩素製品はすべて安全性、殺菌力を併せ持った製品のみです。)
https://www.youtube.com/watch?v=YTAGglEJRng
当社は各種商品において殺菌、ウイルス不活化をエビデンスといった科学的なデータに
基づいて裏付けをとっております。
消費者の皆様も製品を注意深く調べてい頂きたい点と、
該当メーカーさん、販売会社さんには、
もっとお客様の事を考えた事業を行ってもらいたいものです。
時事通信 3月27日(木)18時0分配信
2014/3/27 19:27
二酸化塩素を発生させるグッズを部屋に置いたり首に掛けたりするだけで「空間を除菌できる」とうたった宣伝には根拠がなく、景品表示法違反(優良誤認など)に当たるとして、消費者庁は27日、販売する17社に再発防止などを求める措置命令(行政処分)を出した。
消費者庁によると、対象は据え置き型が大幸薬品の「クレベリンゲル」など10商品で、携帯型が中京医薬品(愛知県半田市)の「クイックシールドエアーマスク」など15商品。
17社は、早い社で2009年11月からホームページや新聞の広告欄などで宣伝。「ポンとおくだけ! 空間に浮遊するウイルス・菌・ニオイを除去」などと効果をうたっていた。
17社は消費者庁に根拠とする資料を提出したが、二酸化塩素の殺菌効果を密閉空間で実験したデータなどだった。同庁は、人の出入りや空気の流れがある生活空間で使うには、十分な裏付けとは言えないと判断した。
大手業者はこれらの商品で年間数億円を売り上げているという。
大幸薬品は「環境によって効果が違うことを書き添え、誤解のない表記に努めたい」、中京医薬品は「消費者庁の指示に従いたい」としている。
3月27日 18時18分
二酸化塩素という化学物質を使い、生活空間の細菌やウイルスを取り除くと表示して除菌グッズを販売していた全国の17の会社に対し、消費者庁は、効果が出る根拠がないとして法律に基づき、こうした表示をとりやめるよう命じました。
命令を受けたのは、大阪・西区の大幸薬品や、愛知県半田市の中京医薬品など全国の17の会社です。
消費者庁によりますと、これらの会社は、販売する合わせて25の除菌グッズについて、ホームページなどに「二酸化塩素を発生させて生活空間の細菌やウイルスを取り除く」などと表示していました。
こうした表示について、消費者庁は、裏付けとなる根拠を示すようすべての会社に求めましたが、いずれの会社からも十分な根拠は示されなかったということです。
このため、消費者庁は、消費者に誤解を与えるとして、景品表示法に基づき、17のすべての会社に対しこうした表示を取りやめるよう命じました。
命令について、大幸薬品は「真摯(しんし)に受け止め、今後は、お客様に誤解のない表示に改善していきます」と話しています。
また、中京医薬品は「消費者庁の命令を真摯に受け止め、表示の改善を進めていきます」と話しています。
二酸化塩素は、常温では黄色っぽい色をした気体で、水に溶けやすく、塩素に似た独特の刺激臭があります。
二酸化塩素という化学物質そのものには殺菌作用があり、海外では消毒剤として使われ、日本でも厚生労働省が、プールの消毒剤として使用を認めています。
しかし、二酸化塩素は医薬品や医薬部外品としては認められていないため、「インフルエンザを予防する」など、感染症を防ぐ効果をうたうと法律に違反するおそれがあるということです。
このため、事業者は、「除菌できる」などといった表現で、医薬品などではない「雑貨」として、二酸化塩素を利用した商品を販売してきました。
しかし、4年前には国民生活センターが、こうした除菌商品について、「どの程度、効果があるかわからない」として、消費者に注意を呼びかけていました。
二酸化塩素を発生させて生活空間の細菌やウイルスを取り除くとする商品は、大きく分けて、首からかけるタイプと、室内に置くタイプの2種類があり、3年ほど前から量販店やインターネットなどで多く販売されるようになりました。
近年、インフルエンザの流行時だけでなく、春の花粉症のシーズンにも売り上げを伸ばしているということです。
今回、処分された17の会社のうち、東証1部に上場する大幸薬品は、この二酸化塩素を利用した除菌グッズの好調な売り上げなどを背景に、ことし3月期の純利益の予想を60%上向きに修正しています。
また、国民生活センターは4年前、二酸化塩素を用いた9つの除菌グッズについて調査した結果、「効果や安全性がほとんど検証されていなかった」として、こうした商品の製造元・販売元に対し、十分な検証と改善を求めていました。
今回、消費者庁から表示を改めるよう命じられたのは、17の会社のあわせて25の商品です。
▽「アシスト」(東京・中央区)の「空間除菌ブロッカーCL-M50」。
▽「ERAJapan」(愛知県小牧市)の「ERA空気除菌グッズ」。
▽「エイビイエス」(静岡市葵区)の「ハイパー・ブロック」。
▽「大木製薬」(東京・千代田区)の「ウィルオフバリア」、「ウィルオフポケット」、「ウィルオフスタンド」。
▽紀陽除虫菊(和歌山県海南市)の「携帯用エアドクター台紙セット」、「空間除菌AirDoctor150g」。
▽「クオレプランニング」(東京・板橋区)の「ウィルスブロッカーノヴァ」。
▽「阪本漢法製薬」(大阪市北区)の「ウィクリアGEL」。
▽「ザッピィ」(神戸市北区)の「スペースウォッシャー」。
▽「CKKインターナショナル」(東京・港区)の「ハイパー・バリア」。
▽「新光」(東京・板橋区)の「ES-010エコムエアマスク」、「ES-020エコムエアマスク」。
▽大幸薬品(大阪・西区)の「クレベリンゲル」、「クレベリンマイスティック」。
▽「中京医薬品」(愛知県半田市)の「クイックシールドエアーマスク」、「クイックシールド置き型」。
▽「ティエムシィ」(広島県福山市)の「ウイルスガード」、「ウイルスガード・ゲル」。
▽「東京企画販売」(東京・小平市)の「ウィルキルG」。
▽「ヒュー・メックス」(広島市西区)の「エアースクリーン」、「ウイルハント」。
▽「プライス」(高松市香南町)の「ウイルバッシュホルダー」。
▽「レッドハート」(神戸市中央区)の「パルエックスG」。
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